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2004年6月

2004.06.30

子供の死生観

 最近好んでNHKのクローズアップ現代を見ている。つい最近佐世保の小学校で女児が同級生の首をカッターナイフで切りつけ殺してしまうという衝撃的な事件が発生した。
 このことに衝撃を受けた現場の教師達が、子供達の心を知ろうとと色々な試みがなされていることが紹介された。この事件で加害者となった児童が「被害者に会って謝りたい」と述べていることが弁護士を通じて紹介された。死んだ人間に会えるわけもないのだが、この加害者児童には「死」と「生」は可逆的に関係にあると考えているふしが窺えるという。そこで教師達が子供達の授業で「死」の問題についていろいろ話し合っているとどうも子供達は人間は死んでも姿を変えてこの世に再び生まれ変わってくることができるという死生観を持っている児童が多いということが判ったという。70%~80%の児童がそう考えているらしい。
 この事実を知らされた時、「死」についてまともに取り上げ教えることを逃げてきた教育のあり方が問われていると思った。同じことは「祖国愛」「公共心」についても云えるのではなかろうか。

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2004.06.29

昆虫工場

 NHKのクローズアップ現代で昆虫のことを取り上げていた。遺伝子組み換え技術やバイオテクノロジーの発展により今昆虫を使った研究が花盛りだという。昆虫は人間よりも古くから地球に棲息し、環境の変化にも適応してきているから、人間よりも適応力が強いという性質を持っているらしい。
 例えばマラリヤ蚊からマラリヤ原虫を持たない蚊を作り出し、これを自然界に回帰させてやれば、交配によってマラリヤ原虫を持たない蚊が増えてマラリヤが地上から絶滅するという予測のもとにこの事業の推進が検討されていることとか、甲虫の体液には人間に悪作用のある菌を殺す作用があることに着目して、甲虫から薬品を作り出す研究とか蜘蛛や蚕の遺伝子を組み換えて、糸を作らせこの糸を原料として人間の臓器再生用の蛋白質を作り出す研究などがあるという。蚕が再び注目を集めているらしい。養蚕技術では日本は優れたノウハウを蓄積しているからこれが転用できるとも言う。昆虫工場が近い将来稼働しだすことも夢ではないらしい。そんな意味では夢のある話で気持ちが明るくなる話題であったが、自然の生態系にどのような影響があるかはこれからの研究に待つことになる。

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2004.06.28

京都郊外の三尾

 栂尾高山寺、槙尾西明寺、高尾神護寺は三尾と言われ紅葉の名勝である。紅葉が綺麗な所は緑の季節も美しい。ところが紅葉の頃は押すな押すなの人混みで心静かに自然に没入し静寂の中で考えるということが出来ない。そこで緑の季節にこの三つの寺を訪ねるのが好きだ。6月26日土曜日にこれらのお寺を訪問した。梅雨空とあって小雨が降ったり止んだりする蒸し暑い日であったが、観光客は少なく、ゆっくりと静寂を楽しむことができた。高山寺は明恵上人(1173~1232)、鳥羽僧正作鳥獣戯画、日本最古の茶園などで有名であり、石水院は明恵上人が後鳥羽院から賜った学問所で当時の遺構が残っている。簡素な中にも優雅な趣があり、濡れ縁に座って周囲の緑を眺めていると心安らぐものを覚える。槙尾の西明寺には大きな槙の木が聳えたっておりこの木を見るのが楽しみである。高尾の神護寺は長い石段を上がってたどり着く所に金堂があり本尊の薬師如来と対面してから帰りしなに目下に見下ろす五大堂と毘沙門堂の屋根が緑の中に見える光景が実に素晴らしい。汗をかきながらも3時間ばかりの散策を楽しんだ。<imag>

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社会保険庁の不明朗な発注

 年金保険料未納問題が発端となって、社会保険庁の無駄遣いや非効率が世の指弾を受けている最中に今度は携帯式保険料徴収金銭登録器を特定の二社に随意契約で38億円もの発注がなされていることが判明した。しかもこの二社の社長は夫妻であり、妻の方は元社会保険庁の職員であったというから非常に不明朗な発注である。司直の手によるその徹底的な究明を期待したい。

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2004.06.25

拉致被害者「家族会」も金で分裂するのか

 拉致被害者を救う会の佐藤会長が資金を着服したとの疑惑が浮上した。平沢勝栄という胡散臭い代議士が暗躍しているらしい。西村真悟代議士のホームページには次のように記されている。

 

そのうち、救う会に献金された1千万円は救う会に入らず佐藤会長らが着服したと救う会幹部が告発したのだ。この告発者は、平沢議員から告発した事実を教えられたという。

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梅の効用

 NHKの試して合点という番組で梅の効用について取り上げた。古来梅は保存食として或いは薬用として用いられてきた。近年もアルカリ食品の代表として血液をサラサラにする効果があると言われてきた。今回の番組で意外だったのは梅には胃癌を予防する効果があるという点であった。これは梅の中に含まれるペプシノーゲン1という物質が作用するからだという。本来人間の胃の中にはヘリコバクターペロリ菌といものが住みついていて発癌物質の活動を促進する働きをするのだという。このペロリ菌に対抗して梅のペプシノーゲン1が作用するので胃癌の予防になるという理屈らしい。ところが通常梅は腐敗防止のために塩漬けされる。この塩がペプシノーゲン1の作用を抑制するというから物事は簡単ではない。塩加減が問題になるのである。
 そこで和歌山県南部の村では塩抜きした梅干しから梅醤という調味料を作り家庭では醤油の代わりに使っているという。この梅醤のことも紹介していたが梅産地ならではの生活の智恵である。この梅醤のことも癌予防には効能があると言っていた。

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2004.06.24

韓国人斬首の動画

武装勢力に拘束されていた韓国人キン・スン・イル氏が斬首される動画が公開された。
Kim-Sun-il Beheading video Long versionの箇所クリック

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携帯電話の可能性

 今電車に乗ると必ず目につくのが、二つ折れの携帯電話を開いて、器用な手つきで親指を動かしている光景である。スピーカーからはあいもかわらず「心臓ペースメーカー等医療機器に影響がある等、他のお客様の迷惑になりますから車での携帯電話のご利用はご遠慮下さい」と放送される。時として「携帯電話はマナーモードに切り換えて下さい」という放送も聞かれる。
 現在携帯電話で車内で通話している人は殆どいない。彼等、彼女等はメールの着信をチェックしたり、Eブックで読書したりしているのである。近頃の携帯電話の機能の多角化と高度化はとどまるところを知らない。定期券代わりになったり財布代わりになるのは勿論、ナビゲーター役まで兼ねているし、最近では百冊程のEブックを搭載した動く書斎の役まで演じるようになった。今や日本で8500万台が稼働し、小学生までが使用する時代になった。単なる通話手段の領域を超えて携帯端末コンピューターという顔をみせだした。少し携帯電話の利用方法をまじめに勉強しなければ世の変化についていけなくなりそうである。

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2004.06.23

ちょっとした心遣い

 台風の雨の降っている中、郵便物が届いたと家人が濡れた封筒を持ってきた。差し出し人は見知らぬ名前であるが、ボート部と肩書が書いてあって、写真在中の朱記がしてあるので百年史の資料として送付してきたことは明らかである。写真が入っているとすれば、大切な写真が濡れていはしないかと心配になった。とるものもとりあえず開封して中身を確認し安堵した。ビニール製のファイルで養生してあったので中身は全然濡れていない。更に返信用の封筒には返送先の住所を書いて郵便切手まで貼付されている。写真や資料はホームページで常々提供を呼びかけているので送ってくれる人は結構いるものであるが、ここまで行き届いた郵便物には初めて接した。差出人の人柄が偲ばれて終日心温まる思いで過ごすことができた。写真には丁寧な解説まで書き添えてあった。
 今まで提供された写真資料は必ず書き留めにして返送することを常としたが、今回の出来事で、大切な写真を借りるのだから、今後も勿体ないなどとは思わずに書き留めにして返すことにしようと思った。

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2004.06.22

処世訓

 台風6号が四国に上陸して明石周辺を通って日本海に抜けるようである。かなり被害がでたようだ。台風からの連想でいろんなことを考えた。人生はよく航海に例えられる。台風は航海に多大の影響を及ぼす。人生とは所詮は人と人との関わり方をどうするかという問題に帰着するような気がしている。それが古来処世訓としていろいろ伝えられているのだと思う。
 自分なりに人との関わり方について貫いてきた処世訓というようなものがある。これを人生禁八訓という形で表現してみると以下のようになる。
1.嘘つくべからず 2.威張るべからず  3.卑屈になるべからず 4.畏れるべからず 5.謗るべからず 6.侮るべからず 7.貶めるべからず 8.辱めるべからず これは【べからず】調にしたから人生禁八訓となるが、これを【しない】調にすれば人生無八訓となる。近く甥の婚礼があるので餞の言葉として芳名録にどちらで書いたほうがいいかなと考えているところである。

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2004.06.21

サウジアラビア激変の兆し

 サウジアラビアの旅行をしたのは平成14年4月27日から5月5日までの僅かな期間であったが、最近発生した米人技術者のポール・ジョンソンさんがアルカーイダ組織を名乗る武装勢力により首切りの処刑に遇うという衝撃的な事件があったので、この時の紀行記を読み返してみると【秘密警察の跋扈する恐ろしい国】という印象がそこここに綴られていた。

 例えば次のような印象が綴られている。

 

簡単な取材後、本日の宿泊地タブークへ向けて長時間のバスドライブが始まった。 国境に到着してヨルダン側の出国は短時間で終了したが、サウジアラビアの入国には長い時間がかかってしまった。1時間半位待たされたであろうか。
 この間、我々を出迎えるためにリャドから飛行機で駆けつけ待機していたガイドのサレー氏ともども入出国管理事務所長の部屋へ案内され、所長同席のもとに茶菓の接待を受けた。
 口上は遠国の日本から来られた皆さんに書類審査をする間くつろいで戴きたいということであったが、真相はバスの中に置いてある携行荷物の中身を検査するために我々を格好つけて所長室へ誘導し茶菓を振る舞ったということである。このことはバスに戻ってから荷物の中身が全員等しく荒らされていたことで判明した。多分、アルコール類、麻薬、裸体の女性の写真等を持ち込んでいないかどうかをチェックしたためと思われる。ことほど左様にこの国ではアルコール類、女性の裸体画の流入を恐れ、神経質なまでに警戒しているのである。神権絶対主義政権の権力基盤維持のために張りめぐらされた秘密警察組織の恐ろしいところである。

 旅の総括的な印象としては次のようにも書いている。

 

メッカとメディナというイスラム教の聖地の管理国家として神権独裁政治形態を維持していけるのも石油資源が枯渇するまでの短い期間に過ぎないであろうという印象である。石油資源に陰りが見え始めた時が女性の人権が解放される時であるのかもしれない。或いは情報化社会の成熟時にある日突然、女性人権確立運動が契機になって神権独裁政権が崩壊するかもしれない。その日のあることを意識して秘密警察が幅を効かせているというのが私の感想である。

 ところが、宮崎正弘氏のメルマガによれば、サウジアラビアの激動の開始はそんな生易しいものではないと予測している。以下に参考までに2004年6月21日付けの同氏のメルマガを転載しておく。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成16年(2004)6月21日(月曜日)            通巻 第852号 △△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△  サウジ王室がこのまま安穏と存続する可能性はあるのか?   迫る石油危機、イスラム原理主義政府。世界に拡がる不安 ****************************************

 サウジアラビアで外国人を標的とした爆弾テロや銃撃、誘拐が頻発している。
 同國は人口2400万人だが、20%弱の840万人が外国人労働者。とくに3k現場はモロッコ、印度、パキスタン、バングラデッシュからの出稼ぎが占める。
 
 また10万人が日本を含む西側の技術者である(日本人は550名前後)。このうち六万五千人は英米からの石油技術頭脳労働者、ほぼ全員がサウジアラビアの石油を独占する国有企業「サウジアラムコ」との契約である(米国務省は米国籍が35000人と発表した)。

彼らはサウジ国民との接点が殆ど無く、厳重に囲まれた壁の中の、まさに長崎出島のような「居住区」で暮らしている。
 ただし、そのなかではアルコールは自由、米欧のCATVは見放題。女性はビキニ姿で居住区内を歩こうが何もお咎めはない。

 アルカィーダが最大の庇護者でもあったサウジ国内でテロを開始した直接原因は、サウジ当局がテロリスト一斉摘発に転じて以降である。
 かれらはサウジを静かに乗っ取ろうとしていたが、遠大な計画を早期達成計画と置き換えたのだ。

 9・11テロ事件では犯人19人の容疑者のうち15人がサウジ出身だった。米国の同盟国だったサウジがテロリストの温床だったとは!

 米国は強硬に「テロリスト摘発」を要請したが、サウジ王室は種々の理由からアルカィーダに手出しできなかった。
というよりサウド家にとって「反米」は国是であり、ちょうど江戸幕府が攘夷を呼号する浪人の狼藉をとめられなかったように、イスラム保守派はアンタッチャブルな存在だったから寧ろ対米交渉の梃子として政治的にも温存してきたのだ。

なにしろ王室のなか、秘密警察、軍とくに諜報部のなかにさえ、アルカィーダの同調者、秘密メンバーがおり、テロ対策の情報が筒抜けになる恐れがあった。


 ▲サウド王家の方針転換

 しかし昨年5月、アルカィーダに連なるイスラム過激派が首都リヤドで大規模なテロを計画していた事実が事前に発覚、ついにサウジ当局はイスラム保守派に隠れていたテロリストの一斉摘発に踏み切る。
 
 この間、03年5月12日にリヤドで爆弾テロ、11月にはリヤドのアラブ人居住区で自爆テロが起きた。
 
 ウサマ・ビンラディンの狙いは駐留していた米軍をサウジから追いだすことにあった。このため95年にはリヤドでの爆弾テロ、96年のアルホバル爆弾テロ。ところが駐留米軍は、イラク戦争の過程でラムズフェルト国防長官主導により昨年8月にサウジから撤退した。

 その後、過激派は「アラビア半島からすべての異教徒を駆逐する」と目的をエスカレートさせ、さらにはサウジ王室を敵にしたのである。
 
 4月、リヤドの内務省庁舎爆破テロが起きた。これは象徴的である。王室に牙をむいたことになるからである。

 5月29日、武装グループが石油関連企業と外国人居住区を襲撃、外国人7人を含む16人を殺害。このときサウジ警備当局はまじめにテロリストに反撃しなかった。
 6月6日、英BBC放送のテレビ・クルーが銃撃されカメラマンが死亡、有名キャスターが重症を負った。
 6月8日、防衛関連企業に勤める米国人男性が何者かに銃撃された。
 6月12日にはアメリカ人が銃撃され、死亡した。犠牲者は石油関連プロジェクトの電子機器会社に勤める米国人男性だった。
 またロッキード・マーチンのアパッチヘリコプター技術者ポール・ジョンソン二世が拉致され、届けられたビデオにジョンソンの囚人服は米軍がグアンタナモ基地に拘束しているイスラム過激派が着用と同じ服だった。
 6月18日、ジョンソンは殺害された。ただちにサウジ特殊部隊はテロリストの隠れ家を襲撃し犯人たちを射殺した。


 ▲軍事部門の指導者ムクリンは射殺されたが。。。。
 
 テロリストは現在、外国人や石油施設を標的にしているが、究極的目標はサウド家王室の打倒である。
 なぜならサウド家の財政は石油に依存しているうえ、石油の油田管理と発掘、採掘、精製、販売などはアラムコを経由して、欧米メジャーに依存している。財務、マーケッティングも欧米の専門家が行っている。

同国の歳入の90%は石油である。
 テロリストがドル箱の石油パイプラインまでを攻撃目標にしだしたのは、国家の石油収入を激減させればサウジ王室の政治が麻痺すると考えているからである。

 石油施設は井戸、パイプライン、精製所および港湾である。外国人は集中して、こうした石油産業の中枢におり、警備は厳重を極める。したがって過激派は警備の薄い居住区に目標を定めたのだ。

 さて、サウジ国内にこうした過激思想に固まったテロリストはどれくらいいるのか?

 米軍情報筋に詳しい『STRATFOR』誌は「指令系統は三つの層で構成されている」と分析した(同誌6月15日付け)。

 表面的な軍事部門の統括者はアブデル・アジズ・アル・ムクリンだった(かれはジョンソン氏殺害事件主犯格とみられ、18日に射殺された)。

 ムクリンはアフガニスタンで軍事訓練を受け、アルジェリア、ボスニア、ソマリアで闘ったほか、北アフリカから欧州の秘密ゲリラ拠点への武器密輸の元締めと見られた。
アパッチヘリコプター技術者ポール・ジョンソン拉致事件の主犯格で、当局はムクリンを第一の「お尋ね者]として手配してきた。

 だが、ムクリンが死亡しても、テロリスト組織は極めて複雑でかつ多様な側面を持ち、これがアルカィーダ細胞だと一概には決めつけられない状態である。

 細胞はそれぞれが秘密メンバーとなっており、たとえばA細胞はB細胞を知らない。ネットワークは緩やかで、それぞれが作戦によって共同戦線を張ることがある。70年代のアラブ・ゲリラや中国の秘密共産党時代の組織と似ている。

 指導層は経験豊かな長老もしくは軍事のベテランで構成され、そのメンバーのなかには宗教学者、部族の長老、商人やビジネス・エリート、軍、特別警備隊、情報部などサウジ政府の軍の同調者が含まれる。
 当初、この指導層は600人から1000人規模と見積もられたが米軍の虱潰し作戦が奏功した所為で現在300人程度だろうという。

 指導層に直属するといわれる「軍事組織」はウサマ・ビンラディンに忠誠組が多く、あのアフガンで01年までにハードな軍事訓練をうけ、チェチェン戦争を閲した戦闘のベテラン揃い。
一時、四万人がアフガンで訓練を受けたとされるが、このうちの一万一千人がサウジへ帰国した。
 軍事レベルのメンバーはおよそ5000から6000人と見積もられているが、そのうち八割がサウジ国内に逼塞し、次の命令を待っているという。

 この下部に存在するのが新人ルクルートのネットワークである。
 イラク戦争を米軍の侵略とみる若者達はアルカィーダに同調的であり、潜在的に数万の若者が、いつでも戦闘に加わる可能性がある。宗教学校の生徒や政府職員を首になった若者だ。

 これらテロリストの訓練キャンプは所在が不明なうえ、たとえ判明しても訓練不足で軍事戦闘能力にかけるサウジ軍では対抗できない。まして地方の部族はサウジ王家に反感を抱いているためゲリラに同調的なのだ。
 

 ▲サウジの石油が日本に来なくなる日

 サウジ王室はすぐに転覆はしまい。
 しかし米国の信頼を失い、国内にはアンチ王室の原理主義ゲリラが跳梁跋扈し、くわえて石油施設とエンジニアが狙われたとなれば石油増産による欧米日協力体制の構築など、日々困難になりつつある。

 ましてやテロ頻発以来、アラムコから多くの欧米人技術者がサウジを去った。かれらは親英米的なクエート、ドバイ、アラブ首長国連邦に新しい職場を求めた。それというもの米国国務省が防衛専門チームのサウジ派遣に躊躇したからで、いまやサウジ国内の外人居住区は警備当局そのものがアルカィーダに内通する幹部が多くて、安全保障上、危険この上ない。

 6月3日、日本外務省はサウジアラビアへの渡航に関して「危険情報」をだした。危険情報とは「渡航の是非を検討してください」というレベルで、渡航中止勧告ではない。

 サウジ王家は風前の灯火、しかし問題は石油の安定供給が破壊されるとき、西側の安全保障は超弩級の衝撃に見舞われるだろう。日本にそのときに備えたシナリオがある?

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 勤めを辞めてから外出する機会が少なくなって、皮靴を履くことがあまりない。散歩や運動の時はスニーカーだから尚更革靴とは縁が遠くなる。昨日久し振りに夏用のメッシュの靴を履いた。碁会が終わって懇親会で暫し杯を傾けた後、家路をたどった。歩いていると左足の踵がとれた。拾って調べてみると靴底は皮でできているのだが、踵だけはゴムでできていたようである。そのゴムが劣化して割れたのである。何とか家までたどり着こうとそのまま歩いていると今度は右足の踵も同じようにとれてしまった。これも劣化して割れたのである。思い出してみると買ったのはもう15年程昔のことである。そしてこの靴はそう頻繁に履いた記憶がない。他はまだしっかりしているので修理すればまだ履けそうであるが、最近は町中でも靴の修理の看板の出ている店を見かけない。人はこんな時どうしているのだろうか。お役ごめんと捨ててしまい、新しいものを購入するのだろうか。スーパーやデパートを覗いてみると安い靴が沢山並んでいる。物を大切に扱い修理してでも最後まで使ってあげようと考える生活習慣は今では美徳とはいえない社会になってしまったのだろうか。

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2004.06.20

.PDFファイル

 写真を貼り付けたオアシス文書をPDF変換すると途中でエラーがでる。これを何とか解決しようと試みた方法は、オアシス文書からPDF変換できたページ以降のページに問題があることになる。そこで元のオアシス文書から貼り付けた写真とフィールド編集で挿入してある枠組を削除してからPDF変換してみたらうまくいった。ということはエラーがでたページ以降の写真の貼り付けとフィールド編集した枠組に問題があるらしい。ここまでつきとめて再び写真の貼り付けとフィールド編集の枠組を設定して登録しておいた枠内の表等を再度読み出してからPDF変換をやってみた。するとあら不思議、エラーがでないで最終ページまで変換できた。
 どうも貼り付けた写真の位置を調整するために移動したりフィールド編集の枠の位置を大きく移動したりすると障害のでることが判った。人間の精巧な目で行う調整作業にコンピューターの方がついていけないでエラーがでたもののようである。こういう技能は失敗を重ねた後に習得するノウハウの一種だと思う。

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2004.06.19

サウジの混乱が始まる

 メッカとメジナを管理する神権独裁国家で混乱が始まった。アメリカ人ポール・ジョンソンさんの首を切ったアルカイーダを名乗る犯人達3人が銃殺された。
 

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ファイル変換

 百年史の編集をしているが、ソフトはオアシスのスーパオフィスである。このソフトは写真を貼り付けたものをPDFファイルに変換してくれるから出来上がりの形でウエッブ上に開示できる。ために重宝している。ところで以前は写真はJPGのファイルを貼り付けていたが、これをPDFに変換すると写真だけが変換されないで空白ができてしまう。容量が大きすぎて資源不足になるためである。色々と試行錯誤しているうちに写真を貼り付ける時にビットマップ形式として指定して貼り付けるとPDFファイルにも写真が変換できることを知った。理屈は判らない。それで今まで写真が空白であった年度について逐一写真を貼り付けながら校正もする作業をしている。ところが昨日の作業でまたPDFに変換できないというエラーがでた。原因がわからないのでまた手さぐりの試行錯誤が始まることになりそうだ。先ずはエラーが発生した箇所以降のページから写真を外して変換をしてみようと思っている。これでうまくいけばいいのだが・・・

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2004.06.18

日付のない資料や写真

 最近書き貯めた紀行記を読み直して、写真入りのものに編集しようと考え、毎日少しずつ整理している。ところが古い写真アルバムを開いてみると説明のない写真や日付の入っていないものが多くて、役に立たないものが多いのにがっかりすることがある。写真を撮影した時は判っているつもりだったのであろうが、時日の経過とともに忘却の彼方へ飛び去っている。忙しくて整理する暇がなくてアルバムとしての説明はついていないが、写真の裏に日付が記入されていて簡単なメモがついていると写真に残っているその時の状況などが思い出されて懐旧の念に浸ることができる。
 また写真アルバムを見ていると名所・旧跡等を背景にして自分の姿が写っているものが殆どである。ところがウエブサイトにこの写真を使おうとする時は自分の姿が邪魔で仕方がない。折角のいい景色が台無しになることが多い。
このことに気がついてからは旅行した時には名所・旧跡等の風景には人が入っていないところを撮影するように心がけているがこれがなかなか難しい。良い場所であればある程次から次へと人が入れ代わって邪魔をする。

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連想

 ひぐらし硯に向かいてそこはかとなくよしなしごとを書きつくればあやしゅうこそ物狂るほしけれ・・・とはかの兼好法師が徒然草の出だしのところで書いている有名な一句である。
 徒然なるままに筆の赴くままに書いていくのが随筆であり、日記であるが、ネタの切れることがある。そこで寝つかれない夜とか、気分転換に散歩しているとき等に何か一つテーマを決めてとことん考えてみようと思い立ってトライすることがあるが、こういう時、体系的な思考の殿堂が築かれたことは未だかつて一度もない。断片的に連想が働き次から次へとなんの脈絡もなく単語や概念が表れては消え、消えては表れる。それが結合されて一つの論理の体系に仕上がるということはまだ経験したことがない。しかし、重要な発想が潜んでいることは多い。この時浮かんだ発想を忘れることなく覚えておいて、これを文章にしながら考えを進めていく過程で一つの論理の体系が築かれる。また一つのストーリーになる。どうも自分の頭の構造は書きながらでないと推論できない型を持っているようである。

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2004.06.17

通風

 NHKの試して合点という番組で通風を取り上げていた。今までの常識と異なる知識を最近の科学的な実験の結果を取り込んで放映するので為になることが多い。
 ヨーロッパでも昔からこの病気があることは知られており、贅沢病とされ「腐った滴」と呼ばれていたという。体内の血液の腐ったものが滴として落ちてきて足の指先にたまるものと考えられていた。
 通風はプリン体という化学構造を持った食品を多く摂ると体内に尿酸が蓄積され尿酸が結晶として析出してこれを駆逐しようとした分解酵素が出動して関節部分に炎症が起きるのが通風の正体である。従ってプリン体を多く含む食物を摂らないようにするのが通風の予防になるというのが最近までの常識であった。ところが最近判ったことは食物から摂取するプリン体が原因で発症するよりもむしろ次の三つの要因で発症することが多いということが判った。①ストレスがたまると尿酸の増加に影響があること。②激しい運動をすると体の細胞が再生する過程で多くのプリン体が排出されこれが通風の原因となっていること。③アルコール飲料が尿酸の醸成に与っていること。

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2004.06.16

尾瀬

 PCと対峙していることが多いが、長時間になると目が霞んでくるよになってしまった。白い地の画面の場合や白っぽい地に薄い色の字が書かれている場合がよくないようだ。
 午前中、PCの画面を見続けていたら午後からは目がちかちかして文字の識別が全然できなくなってしまった。目が疲労したのであろうか。若い頃には経験したことのない現象である。
 テレビを見ようとスイッチを入れたら尾瀬の特集をやっていた。俳優の原田大二郎氏や登山家の今井女史、作家の倉本聡氏、女優の?嬢が出演していた。水芭蕉等の湿原特有の動物や植物が棲息していて太古の自然が残っている貴重な国立公園である。
 残念ながらまだ一度も訪問したことがないので時節のいい時を選んで是非訪問したいと思った。
 環境を保全するために地元の人々の地道な努力も報告され見ていて勉強になる番組であった。地元の高校生達が夜間に増えすぎた鹿の生態観察をする場面なども感動を持って眺めた。

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2004.06.15

北朝鮮の謀略がまた始まった。

 北朝鮮が横田めぐみさんの子供キム・ヘギョンさんを日本へ返してもいいと言い出した。ジェンキンスさん問題といい、今回のヘギョンさんの問題といい、被害者の気持ちの動揺を利用して日本の世論の分断を狙い、拉致問題を幕引きにしようとする魂胆がありありである。

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特定船舶入港禁止法の成立

 今国会で特定船舶入港禁止特別措置法が成立した。民主党も賛成したことは評価しなければならない。この法律と外為法を有効に活用して北朝鮮に拉致されたと政府が認定した生死不明者の10名及びその他の失踪者400名の調査結果を早く北朝鮮から回答させなければならないが、多分金正日はまじめな回答はしないだろうから経済制裁を早く実施して金正日王朝の崩壊を早めなければ拉致問題の解決はない。

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デマと中傷

 最近ネット上に小泉首相レイプ訴訟というのが、まことしやかに飛びかっている。原告は木村愛二という元日本テレビの記者で現在は木村書店という書店の経営者でネット上でしきりに発言している。既に2回の公判が開かれた。昨日6月14日には午後1時から国会で民主党の平野議員がこれを取り上げて、質問するという書き込みがあったのでテレビで実況放映を見た。確かにこの問題を平野議員が取り上げ首相に質問していた。
 この問題自体が誹謗中傷の臭いがするので、質問者の歯切れもよいものではなく、疑惑を追求するという激しいものではなかった。首相みずから笑いながら、いろんなことをいう人はいると受け流していたからさしたる問題として取り上げられることもなかろうが、世の中には随分と思い切ったことをする人もいるものだという印象である。木村愛二氏は前にもナチスのホロコーストはなかったとする主張で裁判を起こし敗訴したことがあるらしい。
 真相がどうなのかは知らないがデマと中傷である可能性が強い。新聞も昨日の平野氏の質問を本気で取り上げて記事にしているわけでもない。この問題は単なるデマ中傷で終わるのか政局になるのか。

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2004.06.14

励ます会

幕張のプリンスホテルでS氏を励ます会が開かれ出席した。この会も半年に一回ずつ開かれるようになってはや11年が経った。学生時代にボートを漕いだ仲間であるが、S氏はバウを漕ぎ口うるさいことでは定評のある人であったが、まだ現役で活躍している頃、脳溢血で倒れ一命はとりとめたものの左半身付随となり車椅子の生活を余儀なくされている。
そんな彼を励ましてあげようということで始まった会であるが、S氏の自宅近くの会場を選ぶことになると幕張周辺ということになってしまう。会場は48階の展望のよくきくところだから見晴らしはとてもよい。S氏はその後体調の変化もなく元気に過ごしていてこの会で皆と雑談に興じることを楽しみにしている。相変わらず口は達者で毒舌を吐いては気炎をあげていた。
昨日のそんな風景を思い出しているところへやはり同じボート部に属していて寮でも一緒だった先輩のT氏を偲ぶ会の案内が舞い込んできた。密葬を親族だけで済ませ偲ぶ会を開くことになったと書いてあった。

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2004.06.13

NQの時代

 韓国東国大学で新聞学を教えている金武坤氏の著作がベストセラーを重ね10万部を超えたらしい。氏は東京大学大学院で8年間研究したというからかなりの日本通である。
 人間の資質の一端を計る尺度としてIQ(Intellgence Quality)とEQ(Emotional Queality)があるが、現代の社会ではNQが必要であると説いているらしい。IQは知能指数と訳され学校の格付けや入試の難易度を判定する基準として一時もてはやされた。EQ(Emotional Quality:情動指数)とは心の知能指数と呼ばれ、一般的に自己認知力・自己統制力・共感性・コミュニケーション力・柔軟性・楽観性の6つの観点から測られるものであるとする。NQは「思いやり」と訳されており、最近注目されだしたもののようである。恥ずかしながらEQについてもNQについても今日初めてこういう言葉があると知ったので勉強してみたいと思っている。
運命鑑というサイトを見付けた。

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2004.06.12

イラク捕虜虐待の新写真3枚

 ワシントンポストがイラク捕虜虐待の写真を新たに3枚発表した。とても悲惨な画像である。

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 台風四号は徳島県に上陸した後、熱帯性低気圧に変わった。今朝は青空が見えていたが、また天気は崩れるという予報である。梅雨の季節に入った。梅の収穫の頃降る雨だから梅雨というのであろうか。梅は中国が原産地らしいが南九州の山間部にも原種は発見されているらしい。梅は万葉集にも沢山歌われているがこれは原種のものらしい。
 徳川時代になって実生育種が行われるようになったらしい。
 梅林で有名なのは青梅の吉野梅林、熱海梅林、水戸偕楽園、奈良の月ヶ瀬梅林、曾我梅林などがあるが何れも踏査済みである。
 清楚で気品高く早春百花に先駆けて咲くので古来好んで歌に歌われたものらしい。
 色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖触れし宿の梅ぞも・・詠み人しらず
 春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やは隠くるる・・凡河内躬恒 
 明日は庭の梅もぎをしなければ・・・

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2004.06.11

紫陽花

 台風4号が九州の東南端あたりに近づいて雨模様である。G8のサミットが終了し小泉総理の記者会見を見終わった頃雨も上がったので公園へ散歩に出かけた。紫陽花が沢山咲いていた。
 日本大歳時記によれば、あじさいは、あず(集まる)さい(藍色)から生まれた語だという。あずさい、四葩(よひら)の花、七変化、八仙花ともいうとある。有名な俳人の句を幾つか書き抜いてみることにする。
・紫陽花や 帷子時の 薄浅黄  芭蕉
・紫陽花や はなだにかはる きのふけふ 正岡子規
・紫陽花に 雨きらきらと 蠅とべり  飯田蛇笏
・紫陽花に 馬が顔出す 馬屋の口 北原白秋
・ゆあみして 来てあぢさいの 前を過ぐ 山口誓子
・紫陽花や はかなしごとも 云へば云ふ 加藤楸邨
 ここで気がついたのはワープロでは古いひらがなが入力できないことである。「wi」と「we」は字そのものがないのである。

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2004.06.10

イスラエル兵に素手で立ち向かう

 イスラエル兵に素手で立ち向かうパレスチナ人の写真のURL

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豊葦原瑞穂の国の皇太子

 皇太子が外遊前に発言された「キャリヤや人格を否定するような動き」のその後の決着はどうなるのだろうと関心を持って見守っていたが実に見事なフォローをされた。ことあれかしと手ぐすねひいて待っていたマスコミ達の期待をうまくかわした文書の公表は快挙であったと思う。特に次の部分は豊葦原瑞穂の国の祭祀を司る者としての自覚はお見事というしかない。

その具体的内容について、対象を特定して公表することが有益とは思いませんし、今ここで細かいことを言うことは差し控えたいと思います。会見で皆さんにお伝えしたかったのは、私たちがこれまで直面してきた状況と今後に向けた話です。

 農耕型社会では構成員相互が「相手の気持ちを察してあげる」ことから「和」が保たれていくのである。この種の問題で犯人探しをすることには害こそあれ実益のないことは明白である。宮内庁の職員達や皇室関係者は皇太子の優しい心使いに感動し、自らの至らなさや言動を深く顧み自省していることだろうと思う。

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直近を選ぶ人間の本能

 月に一度病院に通い、診断を受け薬の処方箋を書いて貰っている。規制緩和政策の一環としてこのところ調剤薬局の新しい建物が町中の至るところに目立つようになった。以前は病院内の薬局で処方して貰っていたのだが、つい一年程前から院外の調剤薬局で薬を貰うようになった。
 病院の玄関を出た所の道路を隔てた目の前にいつも薬を貰う薬局がある。病院の近くには何軒かこの種の薬局が並んでいる。初めてこの店へ立ち寄ったのは病院を出たときすぐ目に止まったというそれだけの理由からである。爾来何時もこの薬局に決めていた。ところが昨日は何時もと違ってお客が非常に多いのに気がついて、待たされるのも厭なので隣の薬局へ入ってみた。驚いたことに中はガラガラで閑古鳥が鳴いていた。勿論待つこともなく直ちに処理して貰えた。聞いてみると繁盛している店とは姉妹店なのである。僅か2~3mの相違なのにこの違いはどうしたことか。そういえば交差点で道を横切るときでも知らず知らず直近の距離を歩くために道路を斜めに横断することは無意識に行っているものだ。

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2004.06.09

明治生まれ

 学士会館で定例の寮友の囲碁会を開いた。年4回はこの学士会館で開くことにしている。後8回は横浜会場である。今回は8人が集まった。戦績は3勝1敗で持ち点は2点増えた。この日は会館のメンバーによる定例囲碁会の日で高段者約百名が部屋一杯に並んで活気が満ちていたが、全員高齢者である。我々はこのリーグ戦には参加せず仲間うちの親睦の碁会であるが、月一度集まって棋力の向上を競い、懇親会で杯を傾けながら近況報告を含めた雑談を楽しみにしている。毎月1回ずつ開催しているが既に51回目になった。隔月であった時期もあるので、5年以上の月日が流れた。この集まりがあることを知って碁は打てないが懇親会の方だけでも参加したいという寮友もいて、終盤近くに駆けつけてきた。
 我々の近くで打っていた二人の老人の会話が耳に入った。なんとその中の一人は明治44年生まれの94才だということが判った。杖こそついていたが、足どりはしっかりしていて、付き添いの人もいない。電車に乗って一人できたらしいがその矍鑠した健康体に羨望の念を抱くとともに他人の世話にならずに長生きしているこの94才の大先輩にあやかりたいものだと思った一日であった。

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2004.06.08

 剃り残しの髭

 昨日は雨の中をずぶ濡れになりながら歩いたが今日は青空が出ている。洗顔を済ませて鏡を見ると電機剃刀で剃った筈なのに一本だけ長い剃り残しの髭があるのに気がついた。長さは5~6ミリ位はあるであろうか。髭が生えていない頬の所に一本だけ残っているのである。大分長くなったものだから剃刀の穴が捉えることができずそのまま残ったのであろうか。電機剃刀を何回当てても刈り取ることができない。そこで安全剃刀をあてて漸く切り取るこができた。
 公園を散歩しながら何故かそのことが頭を離れない。こういう時俳句というものになるのではないかと思い歩きながら推敲してみた。
・残り毛が 一本光る 汗の顔
 公園の周囲にある紫陽花が日当たりのいい所は色づいているが木陰の所の花はまだ白っぽい。同じ花を毎日写真に撮っておいて日々の変化の様子を記録してみたら面白いだろうなと考えながら歩いていた。

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2004.06.07

イラク武装勢力の写真

 本月末の主権委譲を前にイラクでは連日武装勢力がテロを起こしているが、現地HPから武装勢力の写真を入手した。

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雨の日のマンホール

 毎日欠かさず書き続けることはなかなか難しい。ネタ切れで昨日はついに穴を空けてしまった。
 どうやら梅雨に入ったようで昨日も雨であった。折角毎日散歩をと意気込んでいたのに濡れてまででかけることはないと雨が止むのを待っていたが遂に降りやまなかった。
 今朝も早くに起き出したが、小雨が降っている。歩かないと腰痛が治まらないので、何時ものコースを変えて町中を歩いてみることにした。雨はしとしと降っているから路面は濡れて滑りやすくなっているが、肌を濡らす小糠雨は心地よい。久し振りに通ってみた道のほとりにあった陋屋が無くなって女学校の立派な校舎に生まれ変わっていた。きょろきょろ周辺の変わりように驚きながら歩いているとマンホールが目に入った。道は多少下り坂になっていた。マンホールに片足かけて体重を移動しようとしたとき足元が滑った。危なく転ぶところであったが、辛うじて踏みとどまることができた。もう何年もになるが雪の日にマンホールに足をかけて見事に転倒した覚えがある。酒に酔って階段でよろけ肩を壁にぶっつけ腕が上がらなくなり回復するまで2年もかかった苦い想い出もあるので転倒することは非常に怖い。雨の日にはマンホールに足を乗せないように注意しようと心に誓った。

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2004.06.05

コックスの判断

 一週間振りにボートの練習に行った。今日は丁度9人しか集まらなかったのでコックスを引き受けた。体重が一番軽いからというそれた゜けの理由で最近俄かコックスをする機会が多い。今日はベテランコックスのS氏が休みなのでコックスを勤めることになった。
 今日は練習時間の最中の正午に干潮になることは乗艇前から判っていた。そして天気が良いので両岸には釣り人が糸を垂れている。何時もはいる川泥を運搬する船もないし、ボートは我々の艇の他にはフォアが一艇でているだけであった。
 そこで両岸に近づくと川底が浅いため艇の底をこする畏れがあったし、川岸に近づくと釣り人の釣り糸を引っかける畏れもあった。コックスとしては川の中央を通行するのが最も安全なコースと考えてそのように舵を切った。そしたら右側通行が原則だから右側を通行せよと漕手からクレームがついた。コックスは全体の状況を把握して艇の走行を安全に管理する責任があるので雑音は無視した。瞬時の判断を迫られるスポーツの世界だから真ん中通行で押し通したがいろんな意見のある中で舵取りをすることは難しいことである。

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2004.06.04

特定船舶入港禁止法案の早期適用を

 北朝鮮の拉致問題に関する世間の耳目は目下、曾我さんの家族が何処で再会し果たして家族揃って日本で暮らせるようになるのかということと生死不明の10人についての再調査の結果がどのようなものになるかに最大の関心が移っている。だが、何しろ相手は犯罪国家でならず者国家であるし、信義の通じない国である。多くは期待しないで経済制裁の準備をしておかなければならない。

 日朝平壌宣言の趣旨に則って、日本は当面北朝鮮が宣言を遵守する限り経済制裁の発動はしないと小泉総理は明言したが、北朝鮮がまじめに再調査して結果を報告してくることは今までの交渉経緯をみても期待薄である。

 ここは生死不明者10名の再調査結果の回答があれば、直ちに約束違反であることを理由に経済制裁発動をしなければならない。

 拉致被害者家族会の声明を支持したい。そして朝鮮総連に対しては破防法の適用も検討して置かなければならないと思う。

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女児殺害事件とネット社会

 佐世保市で小学生の女児が、仲良しの同級生の首をカッターナイフで切り付け殺害するという衝撃的な事件が発生した。伝えられるところによるとホームページへ悪口を書かれたことが動機らしいという。ネット社会の新しい病害が表面化したという感じである。

 ネットの持つ匿名性と一方向性から生み出された事件だという気がする。

今回の事件では匿名性は関係ないかもしれない。大いに関係があるのは一方向性だろうと思う。目前に相手がいないから悪口はいくらでも書けるし、一度爆発した感情が文章になるととどまるところを知らなくなるものである。ネット上の掲示板などを覗いてみても、まあよくもこれだけ罵詈雑言が書けるものだとびっくりするほどに荒れ放題に荒れている掲示板に出くわすことがある。匿名性の陰に隠れて、管理社会の鬱憤をぶちまけているだけだという感じの書き込みが非常に多いのに驚く。大人の世界がこうなのだから、表現力が稚拙でまだ精神形成過程にある幼児のネット上の発言は直截に相手を傷つけることは容易に想像できる。

 今回は幼児の犯罪であるという特異性から世の注目を集めたが、大人の世界でも今まで想像もつかなかったような犯罪が発生する条件が醸成されつつあるという気がする。それは人間の誰でもが宿命として担わせられている悪しき嗜虐性と絶えざる好色性に基づく猟奇的な犯罪の発生である。

 このように考える根拠はイラクの捕虜の虐待事件やイスラム武装勢力によるアメリカ人の首切り事件の写真がいまだにネット上を駆け回っている事実とエロサイトや出会い系サイトのアクセス数が断然多いことにある。

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痛ましくも悲惨な事件

 佐世保市で小学生の女児が、仲良しの同級生の首をカッターナイフで切り付け殺害するという衝撃的な事件が発生した。伝えられるところによるとホームページへ悪口を書かれたことが動機らしいという。ネット社会の新しい病害が表面化したという感じである。
 ネットの持つ匿名性、相手の感情の動きを読み取りながら発言することの出来ない一方向性と人間の持つ悪しき嗜虐性が相まって生み出された事件だという気がする。今回の事件では匿名性は関係ないかもしれない。大いに関係があるのは一方向性だろうと思う。目前に相手がいないから悪口はいくらでも書けるし、一度爆発した感情が文章になるととどまるところを知らなくなるものである。ネット上の掲示板などを覗いてみても、まあよくもこれだけ罵詈雑言が書けるものだとびっくりするほどに荒れ放題に荒れている掲示板に出くわすことがある。大人の世界がこうなのだから、表現力が稚拙でまだ精神形成過程にある幼児のネット上の発言は直截に相手を傷つけることは容易に想像できる。心して言葉は使わなければと教訓を得た思いである。

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2004.06.03

泥棒

 最近泥棒が増えた。昨日テレビをつけると泥棒をテーマにした番組をやっていた。泥棒や空き巣に狙われるのはサラリーマンの給料日近くの金曜日が多いこと。僅か17秒で施錠した扉を開けてしまうこと。新聞配達が予め下見をしておいて留守宅を狙うケースが結構あること。郵便受けから個人情報を入手していること。夫婦で散歩に出かけた後を狙うこと等色色と防犯上参考になることを問題にしていた。治安は世界一と言われていた日本も今では最も悪い方の部類に入ってしまった。
 情報化社会は生活様式を大きく変えつつあるが泥棒社会もその手口を多彩なものにしてきつつある。何時の世にも泥棒はいるものだが、今の泥棒は遊ぶ金欲しさとか、借金を返済するためとか楽な手段で金を手にいれようとするところに特徴がある。先日は今まで閑静な農村で外出するとき鍵をかけたことがないと言われるほど治安の良かった中国地方のある農村のことが紹介されていたが、幹線道路が開通してから泥棒が急増したということである。車を利用した空き巣狙いが増えたのである。泥棒との知恵比べの時代になってしまったのか。

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2004.06.02

散歩

 久し振りに散歩に行った。毎朝こ一時間かけて散歩をする習慣は昨秋ふとしたことから中断した。一度中断してしまうと今日は雨が降っているから止めておこうとか、今日は会合で出かける予定があるのでかなり歩くことになるから止めておこうとか自分に都合のいい理屈をこしらえて自然に中断したものであろう。
 何故思い立ったように再開したのかというと腰が痛くなりだしたからである。明らかに運動不足のせいである。過去にも同じようなことが何回かあった。毎日続けることによって腰の痛みもとれる筈だ。結局終日コンピューターと対峙していると使わない筋肉や腰を支える筋肉が退化し腰痛を引き起こすのだという理屈は判っているつもりなので早速散歩を再開したのである。
 これから暑くなっていくので暫くは続くであろうが暗く、寒い季節になってくるとまた休むことになってしまわないよう心してつづけなければなるまい。
 目に新鮮な輝く緑を見ながら散歩し、かいた汗をシャワーで流す快感は今日一日へ活力と意欲の源泉にもなるのだ。

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2004.06.01

中国の調査船活動に断固抗議を

 中国船が日本の排他的経済水域で調査活動をしている問題で日本の官憲の対応は弱腰すぎると思っていたら今度は、 東シナ海の日中境界海域で中国側による新たな天然ガス採掘施設の建設が明らかになった。 これに対して日本の官庁は責任のなすりあいをしている。中国は石油が欲しいから、ガードの甘い日本に狙いをつけているのだ。不毛の年金問題で時間を空費するのではなく、中国の狙いを察知して然るべき施策を講じて貰いたいものだ。

 中国の狙いは宮崎正弘氏が以下のように喝破している。

 

 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
  平成16年(2004)5月30日(日曜日)
           通巻 第840号
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米中が共同で石油埋蔵探査の合意?
   石油消費一位と二位の米・中が「共同作業に合意」をどう読むべきか
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 中国は15億ドルを投じて暫時の石油戦略備蓄体制を整えている。500万バーレルの石油を備蓄できる現状から2005年には1000万バーレル、2010年には2200万バーレルの備蓄を目指す。

 向こう20年間で、石油戦略備蓄体制を構築するために必要となる費用は1000億ドル!

 最近、米国と中国はエネルギー政策対話を開催した(CNN、5月25日)。

 すでに日本を抜いて世界第二位の石油消費国となっている中国が世界の産油国に武器を供与して石油鉱区を漁り、さらに南沙諸島を軍事占領、つぎには尖閣諸島の海底油田を狙っている。
 現在の中国の備蓄は僅かに20日分、ちなみに日本は160日分、米国は6億バーレル。
 
 こうした状況下で米国が中国と石油探査で共同事業化を合意したというのは地政学的にいかなる意味があるのだろう?

「中国石油の長慶油田分公司はこのほど内蒙古自治区の鄂尓多斯(オルドス)盆地南西部に埋蔵量で4億トンを超える規模の西峰油田が発見されたと正式に発表した。過去十年間に中国で発見された油田としては最大規模。(中略)三年にわたる探査の結果、2003年現在までに確認埋蔵量1億822万トン、推定埋蔵量2億316万トン、予想埋蔵量1億2383万トンの合計4億3521万トンが確認された」(「人民網日本語版」2004年5月27日)。

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思い込み

 朝から雨が降っている。いつもの日課で朝起き出してから窓を開ける。次に書斎兼寝室の掃除をする。階下へ降りて行って洗面後、仏壇に線香とお茶を捧げてから読経する。そして玄関の扉を開けて郵便受けまで行き新聞を取る。次に新聞に挟まれている折り込み広告を全部ゴミ置き場へ投げる。その上でやおら今日の新聞の目ぼしい記事に目を通す。大体これが毎朝の日課になつている。ところが無意識に繰り返している朝一番のこの作業に異変が起こった。
 新聞受けから取り出した新聞がやけに分厚い上に雨の日なら通常ビニール袋で覆われている筈なのに今日は裸でしかも雨があたって濡れている。また配達員の交代でもあって馴れない配達員がビニール袋をかける作業の手抜きをしたとてっきり思っていた。記事を読んでいると何だか様子がおかしい。よく見ると購読していない新聞である。配達間違いを新聞店に連絡しなければと思っていると家内が今日の新聞はもう読み終わったのかという。ゴミ置き場に今朝の朝刊が捨ててあるというのである。そこではたと気がついた。配達員は他紙拡販を試みて、購読新聞を推薦紙で覆って雨濡れ防止対策を兼ねたのではないかと。てっきり中に挟んであるのは折り込み広告であると思い込み確かめもしないで購読紙を捨ててしまったのである。習いとなってしまっている日常の行動でも確かめてみるという意識が必要なことを教えられた。

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