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2014.08.15

京都慕情二部No4

Back to the 祇園祭(下)今夜まさに“ほこ天”…「後祭」効果ゆったり宵山

2014.7.15 16:30 (1/4ページ)[山上直子の【誘惑する京都】]

「前祭」の宵々山で歩行者天国となった四条通をそぞろ歩きする多くの人々=15日午後、京都市下京区(恵守乾撮影)

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(上)「本来の姿に戻す」後祭…から続く


 駒形(こまがた)ちょうちんの灯の横を、車のヘッドライトが通り過ぎる-。今までにない眺めとなった14日、京都市中心部で行われる祇園祭(前祭)の宵山が始まった。人出は例年の半分ほどだそうだが、今夜(15日、16日)からは例年通りの歩行者天国になる。49年ぶりの後祭復活で変わる祇園祭の楽しみ方は…。


ゆったり宵山…今夜のオススメ歩き方


 「なんや、今年はちょっと余裕のある感じですなぁ」。いいのか、悪いのか。やっぱり、うれしいのだろう、知人がそんなあいさつを返して人混みに消えていった。地元でも、今年は初めてのことが多いのだ。

 14日は歩行者天国も設定されず、露店もなし。既存の飲食店などが店頭にドリンクや食べ物の屋台を出し(コンビニでも!)ているくらいで、むせかえるような屋台の匂いもない。四条通や烏丸通など、大通りは車やバスがノロノロと鉾の横を通り過ぎ、バスの中から鉾の写真を撮っている人もいた。

 今年は「前祭」と「後祭」に分かれているため、現在、建つ山鉾(やまほこ)は前祭の23基。東西の通りでいうと、蛸薬師通(たこやくしどおり)が山鉾の北限になる。山鉾がある通りは通行止めになっているから、露店がないぶん、ゆったりと歩きやすい。

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 今夜(15日夕)からはホコ天になるので、おすすめルートを。まずは、四条烏丸の交差点から、まっすぐ西へ向かって通称「鉾の辻」と呼ばれる四条室町の交差点へ。この辻に立つと、東西南北(東に函谷鉾、西に月鉾、南に鶏鉾、北に菊水鉾)に大きな鉾が見える。ここを起点に、どの方向へ向かっても2つや3つは山鉾に出合える。


「後祭」の楽しみ方


 17日の前祭の巡行が終わると、いよいよ49年ぶりという「後祭」だ。といっても、特別なイベントがあるわけではなく、前祭同様に山鉾建てが始まって、21~23日が宵山、24日が後祭の山鉾巡行である。

 後祭の山鉾は10基。復活した「大船鉾」だけが四条通より南にあるが、あとの9基は錦小路通から北のコンパクトな地域に集中しているので、そぞろ歩きながら全部を見て回ることも可能だろう。

 全部回ってもらおうと、「後祭十ヶ町集印」企画もあるそうだ。配布されている台紙に山鉾10基の御朱印を集めると、記念てぬぐいがもらえる。先着2000人(有料)。

 この1週間しか見られない「四条御旅所」(四条寺町)の眺めもおすすめ。17日に八坂神社を出たおみこしが24日までとどまり、夜間はこうこうと灯がともっている。「無言でおまいりすれば願いが叶う」という、祇園祭最大の、しかも期間限定のパワースポットである。


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 【祇園祭のお菓子】

 定番の「祇園ちご餅」。甘い白みそを求肥で包んだ名物菓子で、昔は鉾に乗るお稚児(ちご)さんのための菓子だったという。(三條若狭屋、3本入り、388円)

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 【前祭】14~16日、宵山(ただし歩行者天国は15~16日のみ)▽17日午前、前祭の山鉾23基が巡行、夕に神幸祭

 【後祭】21~23日、宵山(歩行者天国および露店はなし)▽24日午前、後祭の山鉾10基が巡行、夕に還幸祭


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