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2016.09.11

●信用も誠実もない国がたくさんある

以下は全て渡部亮次郎氏から配信されたメルマガからの転載である。

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信用と正直
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Andy Chang

日本人は信用と誠実を命より大事にする。信用を失ったら自殺する
会社の責任者も居るぐらいだ。だが信用を大事にする日本が外国と
の交渉で相手国に騙されてはならない。

小保方晴子の論文にデータ偽造があったと言われ、指導教授の笠井
芳樹博士が自殺したことは日本人が「信」の字を大切にする証拠で
ある。

これに比べたらヒラリーは毎日新しいウソが発覚しているのに顔色
も変えずテレビの前で嘘の上塗りをしている。笠井教授の標準で言
えば、ヒラリーは一万回首を吊ってもまだ足りない。

しかも彼女は大統領になりたいのである。ヒラリーが大統領になっ
たらアメリカは信用できない国になることは明らかだ。

トランプも同じだ。暴言放言がメディアで批判されるとすぐにあれ
これ弁解するが、トランプは決して間違いを認めない。最近の選挙
戦はトランプとヒラリーの悪罵合戦でテレビを見る気がしない。

●信用も誠実もない国がたくさんある

日本人が信用を大事にするのは立派だが外国を相手にするときは注
意しなければならない。相手を信じては損をするだけである。外交
とは戦争である。相手はウソと謀略でかかってくるのに簡単に信じ
てはならない。

「白人がインディアンとの条約を破らなかったことはない、そして
インディアンが条約を破ったこともない」という。また、「ロシアは
条約とは破るもの、中国は条約とは守らないものと思っている」と
も言う。相手を騙すのが外交と思っている国がたくさんある。

オバマの広島訪問がそうだった。オバマは8年前に核拡散防止の講
演でノーベル平和奬を貰ったが賞を貰うのに必要な実績はなかった。
賞を貰って8年たって大統領の任期が終わりそうになっても実績が
ない。

オバマの広島訪問は人類の歴史で唯一の原子爆弾を使った国の大統
領として初めての訪問だったが、オバマは反省も謝罪も表明しなか
った。それでも日本のメディアは「悲惨な過去の清算と寛恕」でオ
バマを褒め称えたのである。

オバマはノーベル賞の実績を作りたかっただけなのに日本人はウマ
ウマと騙されたのである。

考えてみるがよい。日本は戦後から今日まで71年、一貫して謝罪と
遺憾と賠償を繰り返してきた。戦争で多くの国を侵略した、罪を認
め迷惑をかけたと何度も謝罪と賠償をしてきたが、中国や韓国は今
でも「歴史問題が日本の最大の弱点」として攻撃している。

オバマは原爆を使った国として反省も謝罪もしないのに、日本人は
何十万の人民が殺されたことを「清算と寛恕で終結する」という。

日本の外務省が戦争に負けてひたすらお詫びするのが正しいと思う
のは間違いである。相手国は日本の罪を繰り返して攻撃し続ける。
日本国は未来永劫に罪障國として諸国に対応しなければならないの
か、日本の外交政策は間違っている。

戦争は終わった、謝罪も賠償も済んだ。今後は謝罪、弁償、弁明、
一切やらない、平和な日本国として対等に付き合う、それが外交部
の最重要の任務である。

●外務省の背信

日本の友人が送ってきた記事に、山岡鉄秀氏の「外務省の背信」
(Hanada-2016年10月号)があった。2015年末の日韓合意で日本の
岸田外相の発言は「慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の
女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日
本政府は責任を痛感している」とあったと言う。しかも日本政府は
責任を痛感し、お詫びと反省を表明し、10億円を提供して財団を設
立すると言うのだ。

慰安婦問題では日本軍の直接の関与はなかった。それにも拘らず日
韓交渉では日本の外務省が軍の関与があったことを認め、反省とお
詫びと10億円の提供をするというのだ。こんなバカな合意をする日
本外交部は日本の為に存在するのか、それとも国益を損傷するため
に存在するのか。外交とは自国の国益を守る戦いをする場所である
のに、ありもしない慰安婦問題で謝罪と反省と賠償、外交ではなく
売国である。しかも最近の報道では韓国側は慰安婦像の撤去に言及
しないと言い出した。踏んだり蹴ったりではないか。

●日本の外交政策見直し

中国や韓国との交渉において日本は相手国との関係が悪化しないこ
とを最上課題としているみたいで、相手は国際関係が悪化するぞと
日本を恫喝している。外交とは自国の国益を守ることが最上の任務
である。国益に反する交渉はやるべきでない。日本政府は「今後は
歴史問題を交渉しない立場」を維持すべきである。

当然のことだが合意を文書にするときは外務省だけでなく、政府や
国会が一体となって一字一句、詳しく検討してから発表すべきであ
る。発表してから英語に問題があったとか文面が相手に悪用される
など、あってはならないことだ。

誠実と信用は日本人の誇りである。しかし相手も日本と同じ信義を
守ると思ってはならない。日本は国際間で信用され尊重されると同
時に、国益を守り自国の尊厳を傷つける外交をしない国となるべき
である。 

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