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2016.09.30

蓮舫、トランプ並みの敗北ー党首初対決


党首討論をテレビで視聴したものとして、我が意を得たりの感想文を発見した。以下は全て渡部亮次郎氏から配信されたメルマガからの転載である。

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蓮舫、トランプ並みの敗北ー党首初対決
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              杉浦 正章

「提案」も抽象論に終始

「蓮(はす)は泥の中からりんと茎を伸ばし花を咲かせる」とは、“イケ シャーシャー”とよく言ったものだ。よほど容姿に自信がなければ出てこ ない言葉だ。おまけに本会議で党首が言う発言だろうか。「おんな」を国 権の最高機関の本会議で“売り”にしてはいけない。

国会を利用したファッション雑誌の撮影のように、なにか民進党代表・蓮 舫に“舞上がり”のようなものを感じて、これで大丈夫かと他人事ながら心 配になる。幹事長・野田佳彦もそうだ。

巧言令色のご仁特有の、言葉に頼ってころころ変わる悪癖が目立つ。両者 の代表質問を聞く限り、3年3か月の民主党政権の大失政と、デフレに手 をこまねいた実態が浮かび上がるばかりだ。外交・安保・憲法など重要課 題で党論を統一できないまま、安易な質疑を繰り返す姿勢もありありと見 える。

先ず政治記者も政治家も気がついていないが、蓮舫ははじめから想像を絶 する“大矛盾”の質問を展開した。「消費増税の2度に亘る延期はアベノミ クスの失敗であり、ごまかしだ」と決めつけたが、民進党が閣議決定に先 だって延期を唱えたのは4か月前だ。もう忘れたのだろうか。

延期を党議決定した上で、5月に代表・岡田克也が党首討論に臨み、「消 費増税は延期せざるを得ない状況だ」と安倍に決断を迫ったばかりではな いか。若いのに健忘症では困る。  

また蓮舫は22回も「提案」という言葉を使って持論の「批判より提案」を 強調したが、その提案の内容が抽象的で具体性に欠けるものが多く、不発 に終わった。

例えば「今の時代に合った経済政策が必要だと提案する」は 具体性ゼロ の噴飯物だ。自らの得意の分野に安倍を引き込もうと介護・福 祉問題に 時間を割いたが、ことごとく安倍に数字で論破されている。

例え ば安倍が所信表明演説で子供の貧困に触れていないことを指摘した が、安 倍から「民主党政権時代には児童扶養手当は1円も引き上げられ なかっ た。

重要なことは言葉を重ねることでなく結果だ。100の言葉より1の 結果 だ」と逆襲された。

「アベノミクスの3本の矢は当たりもしなかった 上に、財政、経済、金 融市場がすべて傷だらけになった」という極端な主 張には、安倍の「雇 用は大きく改善し、有効求人倍率は全都道府県で1を 超え、企業収益は 過去最高」と反論された。まるでクリントンに論破され たトランプのよ うであった。「提案政党」どころか逆に「反対政党」の本 質がきわだった。

蓮舫質問の最大の欠陥は、細かい“重箱の隅つつき”に専念するあまり、 大局を見ていない点にある。まだ岡田の方が大局を見ていた。介護・福祉 はもちろん重要な政治テーマだが、政治はそればかりではない。極東の情 勢を見てみるがよい。

北の核武装は止まるところを知らず、中国の東・南 シナ海への覇権行動 は収まりそうもない。まさに極東の危機であるにも拘わらず、外交・安保 問題には一切言及がなかった。

知らないことは聞かな い姿勢で党首が務まるのか疑問だ。その点、社会 党委員長・土井たか子 は、外交内政ともに追及力を持っていた。最初の ハブとマングースの戦い は、7対3でマングースの勝ちだ。

一方野田も自らの政権の時に環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に 入ることを決断したにもかかわらず、真っ向から反対に転じた。NHKで の発言では、「情報開示が十分でないままだ」と不満を述べながら「勝ち 取るべきものを勝ち取っていない。私が躊躇したものを飲み込んだのでは ないか。協定案に賛成するわけにはいかない」と発言したのだ。

半世紀も 政治を見ていると声の抑揚で政治家の嘘が分かるが、野田の発 言も賛成から反対に回るための苦し紛れのものであろう。情報開示が十分 でないのに 「躊躇したものを飲み込んだ」とどうして分かるのか。首相 時代に「躊躇 している」との発言はなかった。

野田は本会議で憲法審査会の審議に関連して、自民党の憲法改正草案の 撤回を前提とするように求めたが、安倍は「撤回しなければ議論ができな いという主張は理解に苦しむ」と拒否した。

だいいち自民党幹事長・二階 俊博も自民党案にこだわらず議論を進める ように提案しているではない か。他党の草案を最初から撤回を求めるの はおかしい。

問題の所在は民進 党が自らの改憲案を未だに作れない党内事情にあるの ではないのか。蓮舫 質問も野田質問も政策論議の統一がないまま放置さ れている民進党が抱え る急所を露呈している。

討論を見たかぎり、デフレに手をこまねいて3年3か月失政を重ねた民 進党よりも、安倍政権の方がよほどましだとの考えに至るしかない。未だ に3年3か月の失政のくびきから逃れるに至っていない民進党の姿はどう しようもない。 


           

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